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強くなりたい理由

よくイギリスで生活する際に、嫌な事ははっきり「ノー!」と言おう

などと言う類の説明を日本人にする文章がありますが、この言葉をそっくりそのまま

真に受けて、自分の気に入らないことを何でもノー!ノー!を騒ぎ立ててはいけません。

自分にとっては不利なことでも、全体的には受け入れたほうがいい場合だってあるんです。

そういう見極めが出来ないのなら、海外に来るのはやめましょうね。





さて、このはっきりノー!と意思表示。

これが、日本人には自分で思っているよりもっと難しい。私たち、生まれてこのかた自分の

気持ちを表に出すなとか、こんな所で泣いたら恥ずかしいからやめなさいとか、

何とか、かんとか言われ続けて、自分の気持ちなど表に出すことは無いんです。

そんな環境で生まれ育った私が25年も経ってから、いきなり違う国に住み始め、その習慣に

慣れろったって、そう簡単にはいきません。

すみ始めて3年以上たちました。その間に結婚もして、私はイギリスの地で本当に人生を

歩み始めたのです。

そして、私ははっきりノーというのと、とにかく気にいらないことには、文句をつけるのを

履き違えるコウルサイ女へと変貌してしまったのです!




どうしてそうなったかといえば、渡英最初の2年間。私はずっと黙っていました。

おかしいな?と思うこともじっと我慢。自分が耐えられるだけ耐えてきました。

そしたらとんでもない事になりました。私は意見の無い「無(いや、それ以下)」とみなされ、

私の存在はとても希薄なものとなったのです。そんな人間に敬意を払ってくれるのは本当に

心優しい、ごく少数の人だけです。

そういう体験から、自分の意見は出来る限り意思表示し、相手との対話に努めました。

しかし、ここでまた一つ大きな問題にぶち当たりました。

がんばって意思表示することに力を注ぎすぎて、時たま自分の意見をごり押しする羽目に

なってしまうのです。なんでも自分の気持ちを言葉にすりゃー良いってもんじゃありません。

言いたい事をいってるだけの人間は、自分勝手というのでした。

私はこれからの大きな目標の一つにこの、「どこの国にも通じる強い女になる。」

これを付け加えたいと思います。人生の戦いは果てしなく続く!

いい女でいるには中身もね!

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